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DEUS カスタム ベスパ GTS 300 スーパースポーツ "Don't Panic"

投稿者:Dietrich Limper 時間:11:02 日付:2025年2月12日

真冬であっても、スタイル、伝統、そして地中海の風情をもたらしてくれる。少しゆっくりしたレーンで人生を楽しみたい人にとって、さりげなく刈り込まれ、再解釈されたベル・エア・スタイルのカスタムベスパ300スーパースポーツは完璧な移動手段だ。

ベスパには、時代を超越したライン、エフォートレスなスタイル、そしてライディングのために作られた魂という遺産がある。ベスパがデウスのワークショップに持ち込まれたとき、マスタークラフトマンのジェレミー・タガンドは単なる家宝以上の可能性を見出した。その結果は?エレガントでモダンな解釈は、クラシックな曲線をハイテク・エレガンスで洗練させ、過去と現在のベストを完璧なバランスで融合させている。

デウス-GTS-300-2

デジタルSIPスピードメーターを備えた控えめなベスパ

彼はオリジナルのリアウインカーとリアライトの凹みを滑らかにし、シートからリアへのシームレスな移行を作り出した。よりタイトになったリア・フェンダーの下には、極端に細いケラーマンのライトの間にナンバープレートが配置されている。

フロント・ウィンカーASSYも同様の処理が施されている。オリジナルのマウントを取り外した後、ケラーマンのAttoライトはハンドルの古いミラーマウントに移設され、フロントフォークとフロントホイールがより目立つようになった。

ベスパの新しいプロフィールは、調整可能なYSSブラックラインシャシーによってサポートされ、タイアは確実なグリップを保証する。エンジンは、ブラックのセラミックコーティングが施されたアクラポヴィッチ・エキゾースト・システムを通して、カモフラージュのようなパフォーマンスを発揮する。

SIPデジタルスピードメーター、グリップ、スイッチ、ハンドルエンドミラー、調光式LEDヘッドライトなどだ。

フレームはマットブラックに光沢のあるアクセントが輝き、Colourfuelの手による傑作だ。快適性とクラフツマンシップが一体となったシートは、長時間の移動のために後部が少し高くなっており、スムースレザー、パンチングレザー、アルカンターラレザーのミックスで覆われている。縫い目はベスパの自然なラインに沿っている。ブレーキレバーとサイドスタンドにはパウダーコーティングが施され、全体的な外観を引き締めている。

ベスパ300スーパースポーツ、再考。重要な部分はクラシックに、重要な部分はモダンに、そして他のあらゆる面ではタイムレスに。ギミックも複雑な説明もなく、ただ真のアイデンティティを見出したマシンだ。

愛称は「ドント・パニック」。この名前がぴったりだ。派手でもなく、仰々しくもない。すでにそこにあるものを、二度見したくなるようなものに変える改造だ。

sip-tachoコピー
デジタルSIPスピードメーター
フロントコピー
フロントを変更した ...
シート
...そして新しいベンチシート

デウス・エクス・マキナについて

デウス・エクス・マキナ(「機械から生まれた神」)は2006年、巧みに改造された2台のバイクと、「所有することよりも、実行することの方が楽しい」という魅力的なアイデアによって、オーストラリアの文化意識に登場した。

デウス・エクス・マキナは単なるブランドではない。オーストラリアのオープンさと熱意は、世界中の人々を魅了している。

デウス("Day-us")は、カスタムパーツやハンドメイドのバイクを販売するだけでなく、創造性の文化を称えたかったのだ。シドニーにあるデウス・エクス・マキナのショールーム兼カフェ兼本社は、即座に、できることは何でもやるという精神と、ストリートに正直なインダストリアル・アートの神殿となった。

デウス・エクス・マキナ単なるアイデアではなく、ブランドというよりむしろ哲学なのだ。あらゆる種類の熱狂を歓迎する、楽しみの大いなる実りである。

エニータイム・アフター|ボー・フォスター&トビー・クリーガン作品

Dietrich Limper
Dietrich Limper

ディートリッヒ・リンパーはSIP Scootershopの編集者として働く傍ら、地元紙や全国紙に執筆している。ジオキャッシングをしていないときは、バイヤー・レバークーゼンの悲しい逃避行にストイックに耐えている。

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