
カスタム・クリエーション:ランブレッタ・ソウルステーション
我々の"Custom Creations"シリーズでは、ベスパとランブレッタの創造的でエキサイティングな、そして珍しい改造を定期的に紹介している。このエピソードでは、ジェスコはイタリアの有名なリミニ・ランブレッタ・センターを訪れる。そこで彼を待っていたのは、ある女性によってカスタムされた、非常に珍しいランブレッタだった。

ソウルミュージックとモータウン
イザベラは17歳のときからリミニ・ランブレッタに在籍し、ディーン・オートンらと一緒に店を立ち上げた。彼女は数台のランブレッタを所有しているが、"Soulsation "は特別な思い入れがある。このスクーターは、ソウル・ミュージック全般へのオマージュであり、特に1966年に7歳のマイケル・ジャクソンがリード・シンガーとなったジャクソン・ファイブ・バンドへのオマージュである。ランブレッタの色は、バンドがモータウン・レーベルと契約していた頃(1969年〜1976年)の全レコーディングを収録した、1955年発売の同名の4枚組CDボックスセットを基にしている。
ランブレッタが悪夢になるとき
ランブレッタは、1964年に発売されたTV200がイタリアでは生産されなかったため、イタリアでは非常に珍しいモデルである。イザベラはギリシャでこれを見つけ、2013年にゼロから作り直した。塗装、ウルマ製のオリジナル・クローム・パーツ、アメリカ製のテールライトから、"タマラ・モウトン "のロゴのような細かなディテールに至るまで、このランブレッタは本当にミディアム・サイズのセンセーションだ。イザベラは内装を "悪夢 "と呼んでいる。"クロームパーツをクリーナーで磨くのに丸一日かかる "からだ。
ランブレッタを魅力的に紹介してくれたイザベラに感謝するとともに、彼女の二輪車とソウル・ミュージックへの情熱がこれからも続くことを祈りたい。

